Suzanne Vega

Lucy Takakura

2007年10月20日 19:15


 いつもDJの時に流している楽曲は、Podsafe Music Networkにアップされているもので、ポッドキャストやストリーミングで流してもよいという許可を予め得ているものですが、そのPodsafe Music NetworkにSusanne Vegaが自分の曲をアップロードしました。そういえば、Susannne Vegaは米国のメジャーなアーティストではじめてセカンドライフに本人が登場し話題になった人。



 昨年の夏頃は、彼女のライブの宣伝がSecond Lifeの公式ウェブサイトに載ってたような記憶があります。そんなことを思い出し、それならば、と早速彼女の土地を訪ねてみました。シムじゃなくて、土地です。

 そこは、去年の夏に出たアルバム「Beauty & Crime」の舞台になっているニューヨークのLudlow Streetを再現したもので、通りの風景はこんな感じ。



まずは、Suzannneのライブが行われたクラブへ行ってみました。



 看板のリンク先には、Susannneがセカンドライフに実際に来てリスナーとのおしゃべりを楽しんでいます、どなたでもLudlow Streetに来てこのアルバムの世界を体験してください、と書いてあります。

 2階にはビリヤードのコーナーがありました。一回25リンデンドル。Lucyはリアルのルールをわかっていないのであきらめました(泣)



 クラブを一通り回ったところで、今度は外の通りをよーく見ながら歩いてみました。


 実在のDeli。Wikipediaにものってます(笑)



 これも実在のヴィンテージ・ギター・ショップ。さすが、ミュージシャンの街ですね。



 街のいたるところに、昔のラジカセが。これはSusannneのデモソングのプレーヤーでスクリプトでNow Playing…と曲のタイトルが表示されるようになっています。このときに流れていたのは、アルバム2曲めの「Ludlow Street」。



 ラジオはもらえますが、実際にもらってこられるのは、こちらのもっとおしゃれな方でした。Webサイトへのリンクがメニューボタンに入っていたりして、やっぱりレベルがちがうなあ、、プラソルのコンテンツももっとがんばらねば、、、w

 もらえる、といえば、道のあちこちにさりげなく置いてあるものうち、かなりのものがfree to copyになっており、どんどんもってっていいよ!という状態になっていました。例えばこの公衆電話。



 クリックすると受話器が飛び込んでくるので、それを装着して座ればいいのですが、この電話ボックスごとfree to copyになってました。

 

 これはクリックすると新聞がもらえますが、スーツでも着て新聞を手にすると、あなたも立派なニューヨーカーに、ということなのでしょうか。

 その他、ベンチとか消火栓とかドラム缶とか、、、そんなものまでコピー可に。アメリカンな町づくりを目指している方、必見。



 通りのはずれは小さな公園になっていました。このシーソーやブランコも歌詞の中に出てくるのかもしれませんね。

 アルバムのテーマを一つの街に表現したSuzannne VegaのLudlow Street、こんな作り方もあるんだなあ、と感心したひとときでした。

 
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